■見どころ
本学は、2023年10月より「防災教育センター」を立ち上げ、南海トラフ地震へのさらなる備えを講じています。有事の際に帰宅困難となり得る外来患者様や来院中のご家族の皆様には、一時待機場所を準備し、必要となる医薬品、日用品、段ボールベッド、マットレスなどの供給に関しては複数企業と協定を結んでいます。現在、在学生・教職員全員が防災士資格を取得する取組みを行なっており、今年度末には累計4,000名の防災士を輩出することになります。能登半島地震では、防災士資格を取得した多くの学生・教職員が被災地へ行き、5ヶ月間に渡って避難所での支援活動を行いました。また、近隣の自治体や企業の皆様にも防災士講習を受講頂き、地域の防災リーダー育成も行なっています。その他、防災訓練、防災イベント、救急救命講習会への講師派遣などのニーズにもお応えし、地域の防災活動がより活発化するようにお役立ちできればと考えています。